【実録】相続した古家の売却ガイド:1年半にわたる退去交渉と失敗しない業者選びの全記録

不動産

1. はじめに:マイクロ法人設立を見据えた資産整理の決意

令和5年より、マイクロ法人での資産活用を漠然と考え始めました 。その第一歩として、現在所有している賃貸不動産を売却し、現金化する道筋を模索することにしました

2. 退去交渉の現実:世帯主との初交渉から合意書の作成まで

不動産売却にあたり、まずは入居者の方に退去していただく必要があります。しかし、交渉は最初から一筋縄ではいきませんでした。

  • 令和6年1月: 入居者へ電話で退去のお願いを試みるも、世帯主と連絡がとれず 。
  • 同時並行: 不動産会社3社に相談。古民家のため土地価格のみの提示でしたが、見積額には3社間で大きな差がありました 。
  • 令和6年2月: 世帯主とようやく初交渉。建物の老朽化や震災への不安を理由に解体したい旨を伝えると、口頭では同意を得られました 。
  • 令和6年3月: 不動産会社A社より「口頭同意があるなら書面を」と助言を受け、「建物賃貸解除および明け渡し合意書」の雛形を作成しました 。

3. 粘り強い交渉の結果:1年半をかけた無事な退去完了

感情的な対立を避け、相手の事情も考慮しながら気長に進めることを意識しました。

  • 令和6年7月: 合意書を郵送 。
  • 令和6年10月: 令和7年6月末の退去を条件に、署名捺印済みの書類が返送される 。
  • 令和7年6月: 先方より退去の連絡あり 。
  • 令和7年7月: 無事に退去完了。8月にカギを受け取り、11月の立ち合いを経てA社と媒介契約を結びました 。

4. 不動産会社3社の対応比較:なぜA社をパートナーに選んだのか

複数の会社を比較したことで、業者の「姿勢」の違いが浮き彫りになりました。

会社対応の特徴
B社情報提供のみ。交渉などはほぼこちらに丸投げ
C社退去交渉の代行として、30数万円の費用を要求される
A社書面による交渉を具体的に提案。親身なアドバイスと利便性で信頼を獲得

5. 売却契約の心得:専任媒介契約の選択と徹底したリスク管理

測量や契約書作成のリスクを考え、専門性の高いプロに任せる「専任媒介契約」を選択しました

交渉を振り返って感じたこと 相手にも生活がある以上、いきなり「出て行ってください」で話がつくものではありません。気長に交渉する覚悟が何より重要だと痛感しました

6. まとめ:一生に一度の取引を後悔しないために

昨今の不動産詐欺や不透明な取引から身を守るため、以下の対策を徹底しました

  • 土地相場の把握: ネットで事前に調べ、ぼったくりを防ぐ 。
  • 身元の確認: ネットで調べた番号へ直接電話し、担当者が実在するか確認する 。
  • 商談の工夫: 直接営業所に出向く、あるいは指定以外の支店で商談し、実態を確かめる 。

一生に一度の大きな取引だからこそ、細心の注意を払って進めていくことが大切です

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